【中国】労働NGO関係者に有罪判決 習指導部締めつけか
中国で労働者の権利の保護に取り組んでいたNGOの関係者に対し、現地の裁判所は、海外の組織から支援を受けて社会の秩序を乱した罪で執行猶予付きの有罪判決を言い渡し、頻発する労働争議に対して、習近平指導部が締めつけを強化していることがうかがえます。この裁判は、中国南部の広東省で労働者に対する給料の不払いなどの問題に取り組んでいたNGOの元代表、曽飛洋被告など3人が、海外の組織から支援を受けストライキをせん動し企業に巨額の損失を与えたなどとして、社会の秩序を乱した罪に問われていたものです。