【経済】ペットボトルや弁当トレイの原材料…中国産の化学品、不当廉売の疑いで調査開始 三井化学など4社の申請で
政府は30日、ペットボトルや弁当のトレイなどの原材料として輸入される中国産の化学品「高重合度ポリエチレンテレフタレート」が不当に安い価格で販売され、日本企業に損害が生じる不当廉売の疑いがあるとして、調査を始めたと発表した。原則1年以内に調査を終え、不当廉売関税を課すかどうかを判断する。越前ポリマー(福井県鯖江市)や三井化学など化学メーカー4社が9月6日に、不当廉売関税の課税を求める申請書を財務省に提出した。