【中国】中国、「誤った思想」と著名サイト閉鎖 習近平指導部、聖域なき言論統制
中国の知識人階層に幅広い影響力を持っていた言論サイト「共識網」が10月に入りアクセス不能になった。今年7月には改革派の雑誌「炎黄春秋」が当局の人事介入で事実上の廃刊に追い込まれたばかりで、習近平指導部による“聖域なき言論統制”の強化に懸念の声が高まっている。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA、電子版)によると、共識網創設者の周志興氏はSNS上に「当局は共識網が誤った思想を広めていると認識し、サイト閉鎖を望んでいる」と書き込んだ。