【豪中】中国軍幹部、南シナ海めぐり「慎重な」言動を豪に要請
中国軍制服組トップの范長竜・中央軍事委員会副主席は、北京を訪れたオーストリア国防軍司令官のマーク・ビンスキン空軍大将に対し、豪政府に南シナ海に関する「慎重な」言動を期待すると伝えた。中国国防省が12日遅く発表した。米国の同盟国であるオーストラリアは、領有権が争われている南シナ海の島々の上空で偵察活動を行ったり、同海域で米軍が展開する「航行の自由」作戦を支持したことで中国から批判を招いたが、豪軍自体は一方的な「航行の自由」作戦を実施していない。