【台湾】「ひとつの中国認めない」蔡英文政権から「中台は同じ中国」と主張する野党主席に与えられたミッションとは…
台湾の蔡英文政権は11月19、20日に南米ペルーで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議への特使に、野党、親民党の宋楚瑜主席(74)を選んだ。宋氏は2014年に中国の習近平共産党総書記(国家主席)と会談した経験があり、中国側に人脈があるとされる。蔡政権が「一つの中国」原則に基づく「1992年コンセンサス(合意)」を認めず、中台関係が冷え込む中、宋氏の派遣で現状が打開できるか、注目されている。