【秋田】ソウル便運休1年、再開はほど遠く 日韓関係悪化などが影響
大韓航空の秋田―ソウル便が運休してから、3日で1年となる。県内から韓国への旅行需要が少ないことが、再開に向けた最大のネックとなっている。日韓両国の長引く緊張関係や情勢不安の根は深く、有効な突破口を見いだすのは難しそうだ。ソウル便は2001年10月に就航。運休は、天候不良による欠航を除き、東日本大震災後の11年4月に初めて約1カ月間あったほか、旅客船「セウォル号」沈没事故があった14年7~10月、中東呼吸器症候群(MERS)が流行した昨年6~8月にも実施された。