【朝日新聞】死去から一年・・・「在日の心の叫び」を映像化し、差別の歴史や実態を伝えてきた呉徳洙監督をしのぶ会が開催された
東京)呉監督 知人ら しのぶ会
◇「在日の心の叫び映像化」
在日韓国・朝鮮人のルーツを追った記録映画「戦後在日五〇年史 在日」を制作した調布市の映画監督呉徳洙(オ・ドク・ス)さんが74歳で亡くなって1年。しのぶ会が千代田区内で開かれた。呉さんは在日韓国人2世。在日外国人の指紋押捺(おう・なつ)制度に対する運動を描いた「指紋押捺(おう・なつ)拒否」(1984年)、在日1世から3世6人の姿を追った「在日」(97年)などで差別の歴史や実態を伝えてきた。