【秋田魁新報/社説】韓国民の反日感情が高まり合意が揺らぐ、合意を盾に強硬姿勢は慎め。政治問題化させるな、知恵を絞れ
韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦被害を象徴する少女像を市民団体が設置したことにより、日韓関係が再び険悪なムードになってきた。日本政府は対抗措置として駐韓大使と釜山総領事を一時帰国させたほか、経済分野の協議中断などに踏み切った。これに対し、韓国では野党を中心に反発が広がっている。日韓関係は経済分野だけでなく、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対処するため安全保障分野でも重要性を増している。