【国際】「性奴隷」「20万人」…慰安婦問題めぐる誤解と誤認、欧米メディアに根強い実情
韓国・釜山の日本総領事館前への新たな慰安婦像の設置は、慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的」な解決を確認した一昨年末の日韓合意の趣旨に反するとして、日本政府が対抗措置を講じたニュースは、海外メディアもこぞって報じた。だが、慰安婦問題をめぐるステレオタイプや理解不足は依然、目立っていた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(アジア版)が12日付で掲載した論考は、北朝鮮や中国の脅威が増す中、ともに米国の同盟国である日本と韓国のいざこざが、トランプ次期政権の難題になるとして、次のように論じた。