【経済】東芝半導体事業新会社への出資、台湾・鴻海が応札…シャープは見送る
経営再建中の東芝が分社化を目指す半導体メモリー事業の新会社への出資企業を選ぶ入札に、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業が応札したことが7日、分かった。東芝が今月初めに出資提案を締め切った入札には鴻海のほか、東芝と半導体事業で協業する米ウエスタンデジタルや、欧米のファンドなど5社以上が応札したもよう。東芝は3月末の分社時は新会社の株式の約2割未満を売却する方向で応札各社と個別交渉に入り、3月末までに売却手続きを終える見通しだ。