【朝鮮新報】大阪補助金裁判、生徒たちの祖国を「絶対悪」とする土壌が司法にまで浸透していることを痛感した
橋下徹元大阪府知事が補助金交付の条件とした「4要件」を「相応の合理性がある」と認めた大阪補助金裁判判決文を読み、2010年3月に朝鮮学校を視察した際の知事の言葉が想起された。「不法な国家体制とつきあいがあるなら、僕は子どもたちを取り戻し、ちゃんと正常な学校で学ばせる」。高校無償化制度からの朝鮮学校除外、朝鮮「制裁」の拡大の中で発出された昨年の 「3.29通知」、昨年末、朝鮮からの教育援助費を理由に和歌山初中への補助金不交付を決定した和歌山市の判断。