【北ミサイル発射】「全員救出の課題不変」拉致被害者家族、日米の連携強化に期待
日米首脳会談で拉致問題解決の重要性を確認した直後の北朝鮮による弾道ミサイル発射。拉致被害者家族からは「想定内」「救出へ米国と連携強化する好機」との冷静な受け止めとともに北朝鮮の“暴走”を警戒する声もあがった。「何度も繰り返してきたことで想定内」。家族会代表で田口八重子さん(61)=拉致当時(22)=の兄、飯塚繁雄さん(78)は北朝鮮の強行策をこう突き放し、「交渉のテーブルにつかせ、被害者全員を救出するという本質的な課題はまったく変わらない」と冷静に話した。