【盗難仏像】浮石寺観音菩薩像、略奪されたとしても別の「略奪」で返してもらうのが正当なのか
▲金銅観音菩薩座像
立春だった今月4日、忠清南道瑞山(チュンチョンナムド・ソサン)の島飛山(トビサン)麓の浮石寺(プソクサ)はいつになく気忙しかった。立春三災払いの行事が重なり、厄運払いのために焼いた札の灰が雪のように空を舞っていた。西海(ソヘ、黄海)と山々が幽玄な調和をなしている浮石寺は、偶然にも新羅の高僧である義湘(ウィサン)が建立した慶尚北道栄州(キョンサンブクド・ヨンジュ)の浮石寺と名前が同じであるためか、建立主を義湘としている。