【中国】厨房にカメラ設置し調理を公開 中国の飲食店、衛生管理意識の低さ 不信払拭狙う
中国の衛生当局が、飲食店の厨房内にカメラを取り付け、調理の様子を店頭のスクリーンで映して「安全性」をアピールする取り組みを進めている。中国では食の安全を揺るがす事件が相次いでおり、客の不信感を払拭するのが狙いだ。上海市の商業施設「凱徳龍之夢虹口」では、数十の飲食店が厨房内にカメラを設置。各店舗の入り口にある縦約30センチ、横約40センチのスクリーンには調理師らが肉や野菜を包丁で切る様子が映され、食材の仕入れ先や生産時期も検索できる。