【軍事】トランプ米政権、中国の膨張政策への牽制大胆に 米海軍第1空母打撃群、南シナ海派遣の狙い
トランプ米政権が空母カール・ビンソンを中心とする米海軍の第1空母打撃群を南シナ海に派遣したのは、中国の空母「遼寧」が昨年末から今年1月にかけ、初の西太平洋などでの遠洋航海訓練や南シナ海での艦載機の発着艦訓練を行ったことに対抗する狙いがあるとみられる。第1打撃群は今回の南シナ海での活動を「通常の(哨戒)任務」としているが、米海軍関係者向け週刊紙は12日、中国による軍事拠点化が進むスプラトリー(中国名・南沙)諸島やパラセル(西沙)諸島の12カイリ内を航行することも検討していると伝えていた。