【北海道新聞/社説】北朝鮮のミサイル発射で敵基地攻撃能力保有論がさらに加速、挑発に乗り武力で対抗を選んではならない
北朝鮮ミサイル 包囲網再構築が必要だ
北朝鮮がきのう弾道ミサイル4発を発射し、日本海に落下した。このうち3発は日本の排他的経済水域(EEZ)だった。とどまるところを知らない危険な挑発は断じて容認できない。国連安全保障理事会の決議に基づく制裁を厳格に履行し、北朝鮮包囲網を再構築する必要がある。圧力を強化し対話の場に引き出すためにも米国、中国をはじめ関係国の結束が何より求められる。