【在日】慰安婦像撤去求めた「在日」の苦悩 いっそ民団は歴代大統領の墓地の前に少女像を建てる運動でも始めたらどうか
普段は政治的発言を控えている民団(在日本大韓民国民団)が慰安婦問題に対して、異例の立場を表明した。本国との軋轢も予想されるなか、あえて厳しい文言を選んだ背景とは。ジャーナリストの李策氏がレポートする。* * *
「(少女像は)撤去すべきというのが在日同胞の共通した切実な思いだ」民団の呉公太団長は1月12日、東京都内で行われた新年会のあいさつで、韓国・釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦問題を象徴する少女像についてこのように述べた。