【福井新聞/論説】日韓関係は前途多難、次期政権とのパイプづくりを強めるためにも大使の帰任を
韓国大統領罷免 民主化30年、真価問われる【論説】韓国憲法裁判所は国会で弾劾訴追された朴槿恵(パククネ)大統領を罷免する決定を言い渡し、朴氏は即時失職した。韓国憲政史上初めての異例の事態となった。出直し大統領選は60日以内に行われ、5月初めの実施が有力視される。名乗りを上げる大統領選候補者らは「国民の統合」を公約に掲げるとみられるが、保守、革新の理念対立は根深く、国民が望む政治の安定は大統領選後も容易ではない。