【愛媛新聞/社説】駐韓大使帰任、判断の甘さ猛省すべき。譲歩引き出せず、拳下ろすタイミング失い外交空白つくった
駐韓大使ら帰任 判断の甘さ猛省し関係再構築を
韓国・釜山に設置された慰安婦少女像への対抗措置として、1月から一時帰国していた長嶺安政・駐韓大使と森本康敬・釜山総領事が帰任した。5月の大統領選後に発足する新政権との関係構築を優先させるためだ。3カ月近くに及んだ異常事態がようやく解消された。挑発的な核・ミサイル実験を繰り返す北朝鮮に対抗するためにも、日韓両政府が改めて関係改善に努めなければならない。