【解説】近くて遠い国、韓国を理解するキーワード 恨の思想、事大主義、捧げ物に女性、両班、慰安婦像
日韓関係は緊張の度を増している。近くて遠い国、韓国を理解するためのキーワードを9つ紹介しよう。【1】儒教や中華思想
紀元前、孔子が体系化した儒教は、いわゆる「四書五経」を重要な経典とする。儒教には上下関係の秩序を重んじる考え方があり、“中国が世界の中心である”と考える中華思想とあいまって、「中国が最も優れていて、隣国である韓国がそれに続き、より辺境に位置する日本は野蛮だ」という“上下関係”の考えが広がった。