【韓国】文大統領では止められぬ、財閥企業の海外移転 韓国版経団連、「国民のため解体」裏目
改めて、韓国はグローバリズムの優等生だ。グローバリズムとは、モノ、ヒト、カネの国境を越えた移動を自由化し、世界を「フラットな市場」として捉える考え方である。グローバルなビジネスを拡大するためには、当然ながら国民の賃金は「安い」方が都合がいい。賃金に限らず、大手輸出企業が国内の下請け企業から買いたたき、売り上げ総利益(粗利益)を増やし、各種の利益を圧縮し、法人税も政府に引き下げさせた方が、株主の配当金の原資たる最終利益は増える。