【国際】トランプ大統領の場当たり主義に翻弄されるダライ・ラマ14世と台湾・蔡総統
チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が4月に予定されていた訪米を延期していたことが分かった。当初予定していたトランプ米大統領との会談について、ホワイトハウスが様々な条件を出して、実質的に会談を拒否しているためとみられる。チベット関係者が明らかにした。トランプ大統領は中国の習近平国家主席に対して、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への圧力を強化するよう要請している手前もあって、中国側が「分離主義者」などとして口を極めて批判しているダライ・ラマと会談するのは時期尚早とみていた。