【国内】覚醒剤事件の裁判が45年ぶりに“再開”、韓国籍の被告不在のまま 生存していれば79歳だが… 広島高裁岡山支部
被告の女が行方不明となったため、昭和47年2月を最後に審理が中断していた覚醒剤密売事件の控訴審が26日、広島高裁岡山支部(長井秀典裁判長)で被告不在のまま約45年ぶりに再開され、結審した。最高裁によると、全国の高裁で係属中の刑事裁判で最も古いケースとみられる。判決は8月9日。審理されているのは覚せい剤取締法違反や関税法違反などの罪で起訴された韓国籍の朴福蓮被告で、生存している場合は79歳。