【講演】米朝国交回復、在韓米軍撤退で「核を持ち、しかも中国の影響下にある反日朝鮮半島が出来上がる」
拓殖大学海外事情研究所所長の川上高司氏が8月22日、都内で開かれた世日クラブで講演した。川上氏は北朝鮮には核放棄の意思はないとし、核問題の解決には「ハードランディングとソフトランディングの二つのシナリオしかない。今、それがどちらに転ぶかという決定的な時期だ」と指摘。米軍が武力攻撃に踏み切るハードランディングについて、日本の在日米軍基地や主要都市、原発などをターゲットに「北朝鮮から間違いなくミサイルが飛んでくる」として、それを見越して備える必要があると強調した。