【東洋経済】トランプ発言が北朝鮮紛争を招く本当の理由 「戦争用語」を理解していないから怖い
朝鮮半島の緊張感が和らぎつつある中、8月21日から10日間の日程で、「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」として知られる例年の米韓合同の軍事演習が行われている。米国の外交官、軍事指導者、また民間の専門家の多くは、北朝鮮との差し迫る軍事衝突に対して高まる恐怖を押し込めようと尽力してきた。そして、ついにレックス・ティラーソン米国務長官が、北朝鮮について「国連安保理決議の満場一致で(制裁決議が)採択されて以来、北朝鮮のいかなる場所でもミサイル発射や、挑発的な行動は起きていない。