【藤岡信勝】米大学生に慰安婦問題「7つの質問」講義 たくさんの意見に時間も延長
今年6月、米国の大学生に「慰安婦問題」について講義をする機会があった。私は「7つの質問」を骨格としたプランを考えた。講義は次のような流れで進んだ。まず、米誌「タイム」に掲載された写真2枚を提示した。全身をボディーペイントした半裸の女性数百人が、何やら叫んでデモをしている。そこで質問した。(1)「デモの女性は何を要求しているのか?」写真は2011年5月、警察の取り締まりに反発した韓国の売春婦らが「生存権を守れ」とデモをしたものだ。