【ユネスコ】記憶遺産 慰安婦問題の資料 登録は見送りの公算
ユネスコの記憶遺産の新たな登録を審査している専門家の委員会が、韓国や中国などの市民団体が申請した慰安婦問題に関する資料について、登録するかどうかの判断を見送ったことが関係者への取材でわかりました。今後はユネスコの事務局長が最終的な判断を行いますが、登録は見送られる公算が強くなっています。ユネスコの記憶遺産は世界各地に伝わる貴重な古文書や映像などを人類の財産として保護する事業で、専門家が新たに申請された資料について登録の是非を審査する国際諮問委員会が、フランスのパリで開かれています。