【森清勇】安倍首相にしかできない「戦後の総決算」 中韓が仕かける歴史戦に勝利しなければ日本の未来はない
「危機突破解散」で始まった総選挙が終わった。ポピュリズムが受ける今日にあって、反核や反原発を掲げて「安倍政権を倒す」と豪語する野党の公約は裏づけが明確でない。そもそも選挙直前に結成した新党に、議論して公約を練り上げる余裕はなく、代表の心にあった考えが大衆受けする字面に化けて出てきただけであろう。一方で、日本人の好きな日替わりメニュー宜しく、安倍晋三政権に飽きて「支持しない」が「支持する」を上回ったとする世論調査もある。