【ロッテグループ総括会長】認知症の95歳辛格浩被告に懲役10年求刑、法曹界から疑問の声
韓国検察当局は1日、ロッテグループの辛格浩(シン・ギョクホ)総括会長(95)=日本名・重光武雄=に対する論告求刑公判で、懲役10年、罰金3000億ウォン(約308億円)を求刑した。ソウル中央地裁で開かれた公判で、検察は辛格浩被告について、犯行を最初に決心して指示を下したという点で、辛東彬(シン・ドンビン)被告(ロッテグループ会長)=同・重光昭夫=と共に主犯の位置におり、年齢と健康状態を考慮しても、厳しい刑事罰が避けられないと主張した。