【日中韓】「反日」の本質を客観的に看破 ケント・ギルバート著『中韓がむさぼり続ける「反日」という名の毒饅頭』
国際社会からの批判を無視して核・ミサイル実験を繰り返す北朝鮮の暴走は、日本の安全保障にとって喫緊の脅威である。しかし、現状において日本がなしえることは少ない。なぜなら、「北朝鮮問題の本質は米中関係にあり、両国の力関係のなかでお互いがどこまで譲歩するか、にかかっている」と著者は述べる。そのうえで、「日本人はもっと中長期的な視点で、朝鮮半島を操る中共(中国共産党)の狡猾(こうかつ)さに注目し、米国との連携を強化すべきだ」と主張する。