【国内】「朝鮮通信使」記憶遺産に登録 対馬で記念イベント 「善隣友好」を誓った
江戸時代の外交使節、朝鮮通信使に関する記録が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶(世界記憶遺産)」に登録されたことを記念するイベントが25日、長崎県対馬市であった。共同申請した日韓両団体の関係者ら約300人が参加、通信使の理念である「善隣友好」を誓った。式典では、韓国側の釜山文化財団の柳鍾穆(ユジョンモク)代表理事と、対馬市のNPO法人「朝鮮通信使縁地連絡協議会」の松原一征理事長が、通信使が往来した際にやりとりした「国書」の交換を当時の衣装を着て再現した。