【朝鮮日報/社説】韓国軍元司令官の自殺、今後どれほど恨みが積もるだろうか
韓国軍機務司令部(情報部隊)の李載寿(イ・ジェス)元司令官が昨日自殺した。李氏は機務司令官在任中、旅客船「セウォル号」沈没事故の遺族に対する査察を行った容疑で検察の捜査を受けてきた。検察は逮捕状も請求したが、裁判所は今月3日「逮捕の必要性も妥当性も認められない」としてこれを棄却している。検察によると、李氏は遺族らをめぐる否定的な世論を形成する目的で査察を指示し、また警察庁からリベラル系団体の集会計画に関する情報を集め、それを在郷軍人会などに伝えていたという。