【米情報機関トップ】非核化楽観論に冷水 北朝鮮を中国、ロシア、イランと共に米国を脅かす「ビッグ4」と規定
米情報機関のトップが、北朝鮮を中国、ロシア、イランと共に米国を脅かす「ビッグ4」と規定し、「北朝鮮が核兵器を放棄する可能性は低い」と述べた。トランプ米政権の北朝鮮政策を真っ向から反論するとともに、来月末に予定された2回目の米朝首脳会談にも影響を及ぼすという分析が出ている。米国のコーツ国家情報長官(DNI)は29日、上院情報委員会の公聴会での冒頭発言で、「北朝鮮が大量破壊兵器(WMD)の能力を維持しようとしており、核兵器と製造能力を完全に放棄する可能性は低い」と主張した。