【外交安保取材】韓国との「未来志向」を連発する岩屋防衛相
自衛隊は世界の軍隊と比べても屈指の実力を誇る。それを率いる防衛相が過激なタカ派では不安だが、国民や自衛官を守る気概が見えない政治家でも困る。「韓国との間で未来志向の防衛協力を築いていきたい」「大事なことは韓国の非を責めるだけではなく、将来こういう問題が起こらないようにしていくことだ」岩屋毅防衛相(61)は、昨年12月に韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊P1哨戒機への火器管制レーダー照射問題が発生した直後から、一貫して韓国との関係改善を重視する発言を繰り返している。