【ASEAN加盟国の天然資源採掘活動/妨害報告】南シナ海で中国が周辺国のエネルギー開発を妨害、米国が「いじめ」と非難
米国務省は20日、中国が南シナ海(South China Sea)で強圧的な手段によって東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の天然資源採掘活動を妨害しているとの報告があったとし、懸念を表明するとともに、こうした中国の行動はいじめに等しいと非難した。米国務省のモーガン・オータガス(Morgan Ortagus)報道官は、中国は南シナ海の係争地域で不法に領有を宣言して開拓や軍事拠点化を進め、地域の平和と安全を脅かしていると述べ、特にベトナムの原油および天然ガス採掘・生産活動が妨害されていると指摘。