【韓国】金正恩氏の弔意伝達翌日に飛翔体 南北関係改善への期待しぼむ
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が30日、母を亡くした文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領に弔電を届けたことで、韓国側では南北関係の改善につながるとの期待が高まったものの、北朝鮮が31日に飛翔体を発射したことで、見込みは外れたようだ。金委員長が弔電を送ったのは、これまで続けてきた文大統領との関係を維持しようとするもので、肯定的に受け止めることもできるが、今回の飛翔体の発射は冷え込んだ南北関係を改善させるのは容易ではないということを示している。