【フィリピン・タール火山】火口湖が干上がる「再爆発の前兆か」
今月12日に爆発したフィリピンのタール火山では、火山島が浮かぶ同名の湖の水位が急激に下がり、干上がってしまった。火口湖周辺では地割れが広がっていて、同国火山地震研究所(PHIVOLCS)は「次の危険な爆発的噴火が差し迫っている状態だ」として厳重警戒を呼びかけている。
同研究所の17日の報告によると、タール火山で12日午後1時以降に発生した火山性地震は合計634回にのぼり、うち174回はマグニチュード(M)4.1~1.2の体に感じる規模だった。