【北九州】「日本人を嫌っているのは、ごく一部の韓国人だけだ」 日韓の学生がスポーツや学術研究を通して相互交流
日韓関係の改善が見通せない中で、韓国全羅北道出身で九州共立大(北九州市)准教授の鄭英美(チョンヨンミ)さん(46)が草の根の交流を続けている。同大と、韓国の大邱(テグ)大(慶尚北道)など5大学の学生が年に1~2回訪問し合い、スポーツや学術発表を通じて相互理解を深めている。日本政府の輸出規制強化で自治体などの交流が相次いで中止になった昨夏、韓国側から訪日見送りの打診があったが、「こんな時期だからこそ」と説得し、予定通りの来日が実現した。