【韓国国立保健研究院】新型肺炎治療剤とワクチンの開発に着手する予定 「これまで蓄積された技術を基に国内研究陣と協力」
疾病管理本部国立保健研究院が5日、世界の公衆保健を脅かしている新型コロナウイルスによる肺炎に対応するため治療剤とワクチン開発の懸案研究を緊急に推進すると明らかにした。現在新型肺炎に対する特異治療剤やワクチンはなく、対症療法と既存の抗ウイルス剤を使っている。世界的にワクチンと治療剤を開発中だ。国立保健研究院は2015年に韓国での中東呼吸器症候群(MERS)流行後に抗体治療剤と高感度遺伝子診断剤開発研究などを通じて新型・変種ウイルス対応の研究を遂行してきた。