【新型肺炎】WHOテドロス事務局長 「中国寄り」の見方に反論 「政治化は安易」
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は15日、新型コロナウイルス感染対策をめぐり、ドイツ南部で開催中の「ミュンヘン安全保障会議」で演説した。自身の言動が「中国寄り」と批判されていることについて、「他人を批判し、政治化するのは安易なことだ」と反論した。テドロス氏は「中国に対する私の立場について、いろいろと言われている」と認めたうえで、「私は、人々を守るために感染と立ち向かう、あらゆる国を支持する」として、自身の対応に問題はないとの考えを示した。