【ハンギョレ】韓国社会でのヘイトは激しさを増すばかり・・・差別禁止法が必要
嫌悪(ヘイト)と憎悪、差別は他者に対する蔑視、または恐怖から始まる。蔑視と恐怖は嫌悪対象に対する暴力を正当化する。ドイツのジャーナリスト、カロリン・エムケは著書『憎しみに抗って――不純なものへの賛歌』で「(憎悪の対象は)いつも“自分のもの”を抑圧したり脅かす“他者”というカテゴリだ。これら他者は根拠もなく危険な力を持つか劣等な存在と推定され、彼らを虐待したり除去する行為は、単に許されるだけではなく、必ず遂行すべき措置にまで引き上げられる」と述べた。