【台湾】日本時代の警察官舎、新竹の歴史伝える文化施設に 修復工事が着工 当時の姿に戻すほか、庭の整備も行われる
(新竹中央社)北部・新竹市で16日、日本統治時代から市内に残る警察官舎の修復工事が着工した。出席した沈慧虹副市長は、竣工後は新竹の歴史を伝える同市初の「新竹故事館」に生まれ変わると紹介し、市民が文化財に親しみ、地元の歴史に触れる場所となることに期待を寄せた。同市や文化部(文化省)の資料によると、同官舎は1917(大正6)~21(同10)年に建てられた40棟余りの警察宿舎のうち、現存する最後の一棟。