【朝日新聞】コロナを乗り越えた韓国・大邱市民たちの記録が本に 日本で翻訳出版 「日本の方に読んでほしいし、希望を持ってほしい」
大邱を襲ったコロナウイルス
韓国南部の都市・大邱市は、ソウル、釜山に継ぐ第三の都市として古くから栄え、朝鮮戦争の戦火から逃れたため、古くからの建物が残る。夏は暑く冬は寒い盆地で、電子メーカーサムソンの生まれた土地であり、ワールドカップや世界陸上の開催地として知られている。そんな大邱は、2月末の集団感染をきっかけに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の猛威にさらされた。