【米中対立】「常任理事国は模範にならないといけない」「単独主義と覇権必ず人心を失う」中国 習主席 米政権暗に批判
中国の習近平国家主席は23日夜、国連のグテーレス事務総長とテレビ会議形式で会談し、国連の果たす役割を評価したうえで「単独主義と覇権は必ず人心を失う」と述べ、アメリカのトランプ政権の自国第一主義の姿勢を暗に批判しました。中国外務省によりますと、会談で習近平国家主席は創設から75年となる国連が世界の平和と発展に重要な貢献を行ってきたと指摘したうえで「中国は国連安全保障理事会の常任理事国として、国連の果たす役割を断固支持する」と述べ、評価しました。