【台湾】「2・28事件はタブーではない」蔡英文総統、先住民目線からの真相究明に意欲 同じ過ちを二度と繰り返してはならない
(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は25日、台北市内で、戦後の台湾で起こった最大の悲劇「2・28事件」と台湾原住民(先住民)をテーマとした学術シンポジウムに出席した。蔡氏は、異なる種族が持つ同事件の記憶が全て人々の耳や目に届いてこそ、移行期の正義が目指す歴史の真相究明を達成できると述べ、同事件をめぐる台湾原住民(先住民)の観点が「おろそかにされることはない」と強調した。