【ハンギョレ新聞】14年前の日本の裁判所にも劣る韓国の「強制動員一審却下」判決
ソウル中央地裁が先日、強制動員の被害者の起こした損害賠償請求訴訟で却下の決定を下したことに関して、日本の裁判所よりも劣る判決だとの指摘が出ている。日本の裁判所でさえ「強制労働被害者の苦痛は大きかった」と述べ、戦犯企業に対して「救済努力を期待する」と判決に明記した事例があるからだ。日本の最高裁判所は2007年4月、太平洋戦争の期間中に中国から強制動員された労働者と遺族が戦犯企業の西松建設を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、企業側勝訴の判決を言い渡した。