【対中】台湾・コロナめぐり再び応酬 米中外交トップ、G7にらみ電話会談 楊氏はウイルス流出説に関し「米側の一部の人間が捏造」
ブリンケン米国務長官と中国外交トップの楊潔※(※竹カンムリに褫のつくり)共産党政治局員は11日、電話会談し、台湾情勢や新型コロナウイルスをめぐって応酬した。中国外務省によると、楊氏は、この日開幕の先進7カ国首脳会議(G7サミット)を念頭に「グループ政治による偽の多国間主義」を批判、けん制した。米、対中戦略の検討加速 G7で「包囲網」
楊氏は、真の多国間主義は国連憲章や国際法を根拠とし、「小さなサークルの利益やグループ政治」に基づかないと主張。