【台湾中央銀行】21年成長率予測5.75%増 3度目の上方修正 半導体を中心に過去最高水準の輸出が続いている
台湾の中央銀行は23日、定例理事会を開き、2021年の年間の実質経済成長率見通しについて6月予測の前年比5.08%増から5.75%増に上方修正した。上方修正は今年3度目。半導体を中心に過去最高水準の輸出が続いている。政策金利は現行の1.125%に6会合連続で据え置いた。理事会後に記者会見した楊金龍・中銀総裁は、上方修正の理由について「民間投資と輸出が予想以上に好調に推移しているためだ」と語った。