【ソウル大学】「習近平資料室」の扱いめぐり頭抱える 放置すれば「独裁者美化」の批判、なくせば「いたずらに中国を刺激」
ソウル市冠岳区のソウル大学中央図書館には「習近平寄贈図書資料室」がある。2014年に習近平主席がソウル大学を訪問した後に寄贈した図書など、およそ1万5000冊が保管されている。だが最近になって、一部のソウル大学教授の間では、この資料室をソウル大学に置き続けてよいのかをめぐり論争が起きている。人権問題で国際社会の制裁や非難を浴びている習主席の名を冠した資料室がソウル大学にあることが、果たして正しいのかというわけだ。