【東京新聞】ウクライナを逃れた「高麗人」がルーツの韓国で直面する苦境…無国籍で言葉が不自由、職探しも困難
ロシアが侵攻したウクライナからの避難民約3000人が韓国に滞在している。大半が朝鮮半島にルーツを持つ「高麗人」で、韓国の高麗人コミュニティーが支援してきたが、政府の動きは鈍い。避難民の多くが韓国語を話せず、在留資格が不安定で職探しも難しく、苦境に立たされている。旧ソ連諸国の高麗人
19世紀に朝鮮半島の農民らがロシア沿海州に移住したが、ソ連最高指導者スターリンは日本のスパイとなると警戒し、1937年に17万人を中央アジアに強制移住させた。